水の都（交差する川）
１枚目の写真は多布施川から分岐し、開成を流れる川です。
もともとは農業用水だったので、道路からすぐの所を流れ
水位が高いです。ハヤが泳ぎ、蛍が舞うきれいな川です。
で、正面に延びているのは水位が低い、クリークというか
排水用の川で、私の後ろの川にトンネルでつながっていま
す。つまりここは上水と下水が十の字に立体交差している
所です。
佐賀市にはこういった交差する川が随所にあります。２枚
目の写真は東部環状線の玄海橋付近で、地図の赤い★印か
ら北を撮影したところです。前方から流れてきた「市の江
幹線水路」が巨勢川の支流の下をくぐって、手前に流れて
いるところです。恐らく１日前は富士町を流れていたので
しょう、きれいな農業用水ですね。
佐賀市街はこうした上水道の水位の高さや、干満が影響し
て排水ができなくなることが大きな水害につながります。
地図右側には大雨の時に大活躍する三間川排水機場があり
ます。今年も早目の対応で、何とか水害を食い止めて欲し
いと思います。
先日、大財にお住いの方から「以前は毎年（水害で）畳を
上げていました。それが当然と思っていましたよ。今はか
なり良くなったけど（水害は）ない方がいいわね」と言う
話を聞きました。
水害のない「水の都」がいいですね。
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