就労継続支援B型の事業所「でんでんむし」へ行って来ました。
前の職場の仕事で年度末に、子ども達から募集したコロナウィ
ルスと闘う人々を応援するメッセージの写真記録に50時間位
かかり、それを外部発注したのが縁で、いつか訪ねてみたいと
思っていました。
この事業所には身体に障がいがある方や知的な障がいがある方
が20名ほど通っておられます。作業の内容は障がいの程度に
応じて色々です。仲介業者から委託を受けた仕事を、写真の方
は右手だけで一つ一つ丁寧に、時間をかけてされていました。
他にも正月の注連縄飾りのエビを作ったり、印刷やパソコン入
力をしたり、色々です。
代表のYさんのお話しでは、食品関係は収入が高い、ここでは
みかんの皮むきを時々する、会議や講演などのテープ起こしは
AI化が進んでいるが「機械は方言に無力」なので自分達の強
味がある、どうしても年度末や年度初めに作業が集中して来る
ので平均化してもらうと助かる、急に納期を迫られると困る、
オリジナル商品に力を入れたい、和気あいあいとやっている、
などなど。
説明を聞きながら作業の様子を見ていて、利用者さん達はこの
作業をとおして社会参加、社会貢献をされていることがわかり
ました。だからこそ自冶体や企業、各種団体からもっともっと
仕事をいただければいいなぁ、と思いました。
それと平成30年厚生労働省の統計では、佐賀県の工賃の平均
は18,912円でした。作業時間が短かいこともあるでしょうが、
もう少しUPすれば励みも出てくると思いました。