「佐賀平野の治水対策を考える」
8月21日(土)、さが水ものがたり館で第5回嘉瀬川交流塾
が開催され、標記のテーマで講演、討議が行なわれました。
が、内容は佐賀市のことではなく、今回も被害が大きかった六
角川流域の話がほとんどでした。そのためでしょう、白石町長
さんをはじめ、杵島武雄地区からたくさんの方々が参加されて
いました。
詳細については後日、佐賀新聞で特集をするそうですので、そ
れを参考にされてください。私の手元のメモによると、水害対
策として
①遊水池を造る
②導水路(管)で海に流す
③河川断面を広げる
の3つの方法があるそうです。特に記憶に残ったのは館長さん
がポロリと言われた話で「嘉瀬川から白石までの農業用水道は
直径1.8mで800億円ですんだ」ということ。佐賀市の水害
を防ぐには有効な方法だと思いました。
ところで導水路(管)ですが、佐賀市には巨勢川調整池から嘉
瀬川および城原川へ既に設置されています。写真は多布施川の
「さくらばし」の西にある記念碑(?)で、直径3mの導水管
が2本埋設されていることが記されています。おそらく先日の
大雨では全力で稼働したのでしょうが、まだそれでも足りない
ので新設が求められるところです。
なお、私的にはコロナ禍で市内の河川清掃が滞っていたために
③河川断面が小さくなって、今回の洪水の一因になったと思っ
ています。早くコロナが終息することを願うばかりです。
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